イオマンテについて
イオマンテの詳細
イオマンテとはアイヌの送り儀礼のことである。言葉としては「イ(不定称)」+「オマンテ(送る)」という意味であり、単にイオマンテという場合、ヒグマ 熊のイオマンテを指すことが多い。しかし、本来はカムイであればどんなカムイでも構わず、一部の地域ではシマフクロウのイオマンテを重視する。
冬の終わりに、まだ穴で冬眠している熊を狩る猟を行うが、そこに冬ごもりの間に生まれた小熊がいた場合、母熊は殺すが、小熊は集落に連れ帰って育てる。最初は、人間の子供と同じように家の中で育て、赤ん坊と同様に母乳をやることもあったという。大きくなってくると屋外の丸太で組んだ檻に移す。やはり上等の食事を与える。1年か2年育てた後に、集落をあげての盛大な送り儀礼を行い、熊の姿を借りてアイヌコタン(人間界)にやってきたカムイをカムイコタンに送り返す。その際、小熊を殺し、解体し、肉をふるまう。
出典:wikipedia